ソーイング・ビー2観ました
こんにちは。皆様いかがお過ごしでしょうか?
桜もちらほら咲き始めました。
毎年思うのは、東京の桜の開花は卒業式にも入学式に微妙に間に合わず…
満開の桜の下で卒業証書を持って…とか、ピカピカのランドセルを背負ってというイメージとは少し離れてしまいますね。
去年も今年も今までのようなお花見はできないかな?なんて思いつつ、
車の中から咲き掛けの桜を眺めています。
アマチュア裁縫名人を決める?!
さてさて、ソーイング・ビー2という番組をご存知ですか?(ソーイング・ビー2公式サイト)
ざっくり紹介すると、イギリスで放送されたお裁縫名人を決める番組で、
型紙通りに裁断できるか、きれいに縫えるか、お洋服をリメイクできるか…などなど
決められた制限時間内に決められた課題を完成させるという企画。
各ステージ3つの課題をし、次のステージへ進む人、脱落する人が審査員によって決められる…というもの。
今週はついに決勝戦のスタート!
ayuiida洋裁教室でも話題。皆様、誰推し~?なんて話題が出るようなので
私も気になって観てみることにしました。
海外ならではの空気感
まず、番組を視聴し始めて思ったこと。
「自分の対戦相手なのにアットホーム感が強い!」

日本の番組って、相手を煽ったりバチバチっとしたり…
「対戦相手はあくまでも対戦相手。(番組上では)仲良くはしません!!」という
雰囲気のものが多いですよね。巌流島の決闘のような雰囲気。
日本人が古来より好むスタイルなんでしょうか?
それに比べて、対戦相手ですが一緒にティータイムしたり、ハグしたり。
「これやったことある?私はない」「私もない」「だよね」というようなほのぼのした雰囲気もあるんです。
だから、みんな嫌味もなく本当に素敵!
私はこの雰囲気がとっても好きですね。
決勝戦スタート!
決勝戦1つめの課題は「紳士用ドレスシャツを縫う」
今回は縫製の正確さを競うため、あらかじめ裁断された布を縫っていくというもの。

ピンタックを左右6本ずつ計12本縫い、
襟と袖とカフスをつけてボタンホールとボタンをつける。
洋裁初心者の私。その難しさがいまいちわかりません。
うーん、縫えばいいって話ではないの…?
洋裁初心者、目をまーるくする…
番組を視聴し始めて気付く
「縫えばいいと言ってごめんなさい」
「世の中のシャツが安く買えることに感謝しなければ」
まず、シャツってパーツがすごく多い!
それをうまく組み合わせて真っすぐきれいに縫うなんて
そう簡単なことではないですよね。
しかも、ピンタックが12本。
12本同じ幅で真っすぐ縫わないときれいに仕上がらない。
お裁縫は前段階のミスを取り返せない。ずーっと引きずってしまうというのが
よくわかりますよね。12本の幅がめちゃくちゃだと、
前身頃がめちゃくちゃになってしまうわけで…あぁ…絶望的。
しかも、ピンタックが細い細い。
えぇ?!そんな幅縫えるの?ってくらい細い。
私、ミシン苦手な洋裁初心者。見てるだけで気が遠くなっちゃう…。
それなのに皆さん真っすぐ縫うんだもの…驚きです。
「襟を縫う」なんて簡単に言っても、襟がどんな仕組みなのか
どういう風に縫うといいのか…なんて、シャツの仕組みを理解していないと
縫うことができません。
カフスの仕組み?さーっぱりです。
適当に折ってるってわけじゃないですもんね。
ただお裁縫ができるというだけでは、この勝負には勝てないんですね…。
一つ一つのパーツが正確にできて、正確に縫い合わせることができて、
やっと…やっと1着のシャツが出来上がる…洋裁って奥深い…。
そして仕上げにアイロン掛け。
時間ギリギリ…間に合う…?
観ている私がソワソワしてしまいます。
大丈夫かな?仕上がるのかな…?
完全にのめり込んでしまいました。
シャツが完成!すると…
ネタバレになってしまうので結果はお伝えできませんが
仕上がったシャツがトルソーに掛けられると「なるほど!」と納得。
途中「ここがだめかも~」なんて言っていた部分が
見事にシャツに反映されているんです。
皺が寄ったり、よれていたり。数mmの差がここまで違ってくるとは…と
驚きました。
洋裁初心者の私はそういうところ甘いから仕上がりもずれてしまうんだなあと思ってみたり…。
それでも皆様、さすがに裁縫名人目指しているだけはありますよね。
紳士用のドレスシャツは作ったことない、やったことないといいつつもしっかりと仕上げていくのは素晴らしいです!
そして、シャツを安価で買えるこの時代、さまざまな企業に感謝です。
(洋裁初心者、シャツを作れる日は遠い事を知る)
次の課題へ
次の課題は「男性用フォーマルスーツを女性用ミニドレスへリメイク」

シフォンやスパンコール等、他の素材・小物を使用するのもOK!
華やかなミニドレスへリメイク!
そして、制限時間はなんと1時間半。
素朴な疑問なんですけど、男性用のスーツの素材ってドレスに作り替えることできるんですか?
だって良く見かけるドレスってつるつるっとしていたり、ふわっとしていたり
スーツの重量感ある素材のドレスなんて見かけないでしょう?
そんな事を思いながら観ていました。
しかも制限時間1時間半ですって!1時間半じゃデザインすら浮かびませんよ…。
どう頑張ったってできやしない。
しかし、裁縫名人を目指している人は違いました!
スーツを解体して、裁断して縫って…というのをこなすんです。
スーツのジャケット、蝶ネクタイ、パンツを上手く使って
女性用のミニドレスを作るんです。
匠の技。本当にすごい。洋裁って可能性は無限大なんですね。と思いました。
キラキラしているドレスやセクシーなドレス。
もう…すごいしか言えません。本当に感動!!!
私個人としてはシャーロットさんのドレスが好き。
ジャケットの襟がとてもセクシー!
そして、蝶ネクタイがホルターネックになっていて
とっても可愛い!
重厚感あるスーツの生地なはずなのに、そう感じさせないくらい
可愛いドレスへ変わっていました。
スパンコールついていてキラキラしているのもいいですよね!
プロムで着ていてもおかしくないと思うくらいに可愛いです。
リメイクの課題 結果は…?
3着のドレス、どれも個性的で素敵ですが…審査員の結果はいかに?!
という所で今週はおしまい。
う~~~~ん!続きが気になる~!
次週は最後の課題。そして、優勝者の発表だそうです。
3名の中から優勝するのはどなたなんでしょう?
来週も見逃せません…!
皆様はどのドレスがお好きでしたか?
私は来週も絶対に観ます!!